老化現象

11月初めにかかりつけのお医者さんで老人検診を受けた。夫婦ともに「異状なし」。しかし、共に老化現象が始まっていることは確かである。食事のとき、このことを夫に話すと、「うん」という返事が返ってきた。ボケたわけでもないが、お料理にしても段取りが狂ったりする。自分で苦笑するときもある。食事中の会話も同じ話が繰り返されたりする。話題が広がらないのも行動範囲が少しづつ狭くなったことにも起因する。
この間、以前に入っていた○○○会設立60周年に誘われて行った。2人暮らしの人は少なく、伴侶を亡くして独り暮らしの人が多かった。われわれ夫婦は去年金婚式を迎えた。このホームページを始めてからお付き合いのある友も同年代。今年金婚式を迎えたと聞いた。ときどき、その方のホームページの雑記帳を拝見するが、同じような生活。同じ年代の人の生き方には興味がある。こんなことを思っていたら、本屋で「一人の老後を心楽しく生きる方法」吉武輝子著を見つけた。この本の表紙の帯に「人生百年時代。心はしっかり自立しながら、柔らかく依存する生き方がよい。」と書かれていた。


11月終りに罹った風邪がぶり返した。熱はでなかったが、食欲減退、喉が痛み、辛い思いをした。外出は控えた。そのせいか足腰がやや弱ったように思えた。今日は天気もよく、思ったより暖かだったので、西宮北口の阪急百貨店まで買い物に行った。