彼岸花(稲淵の棚田)
9月25日、稲淵の棚田に行く。去年は10月はじめに彼岸花を観に行った。
一眼レフのカメラを買ってはじめての彼岸花の撮影。望遠、マクロを使って撮ったものの、満足のいくものではなかった。花の盛りも過ぎていた。今年もう一度稲淵の棚田の彼岸花を撮ってみたいと思い、朝早くから出かけた。6時30分に家を出て、棚田についたのは9時過ぎ。最初は望遠レンズで棚田全体を撮影、その後、彼岸花を撮るつもりだった。しかし、そこには哀れな彼岸花の姿があった。写真に収めるような姿ではなかった。朝から準備万端整えて、張り切ってきただけに、がっかりした。今年は白やクリーム色の彼岸花も加わって、その情報を聞いた写真愛好家が来ていた。やっと見つけたクリーム色の彼岸花。きれいにに咲いていた。そこにはカメラ通の初老の男性が一心にカメラをのぞいていた。彼の写真機はフィルムカメラ。その男性、この棚田に来る人たちのマナーが悪いと嘆いていた。田んぼの持ち主も困っているとか。写真を撮るために田圃に入って、作物を踏みつける人もいるらしい。好意で無料提供している棚田の持ち主には同情する。